前作『アボカドを買いに』が
メキシコ料理のレシピブックではなかったように、今回も
「ある朝男が目覚めると、誰かの飼い犬になっていた」
なんて感じの不条理小説ではありません。
コトとコトバに関するコラムです
おちこぼれだった著者が猛勉強の末、難しい大学院入試に合格!猛勉強できるようになった断食の仕方を大公開!
たわごとも繰り返せば金言・格言。
近畿日本鉄道〈名張列車区〉にて、駅員・車掌・運転士として41歳まで勤務した著者が体験した、鉄道業界のリアルな裏側とは。
朝倉さんの歌には彼女の気質がさりげなく出る。
息細る母に「山がきれいね」と言いたり
ほかにはなにも言えずごめんね
破調も会話体も彼女の個性をしんと読者に伝える。
歌は特別なものでなく、いつもそこにある。
――歌人・足立晶子氏推薦。