お金のかかる宗教・哲学・心理学に頼らず、
人間の原初感覚から生きる意義を取り戻すための一冊
¥1,100 (税込)
稲九郎
四六判・124頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-37111-0
2026年1月発行
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外見上、何不自由なく生活している人でも、家族や周りの人に言いたくても言えない心のわだかまり、自分でも意識せず押さえ込み鬱屈した感情を持っています。
それを主な原因として、なんの前触れもなく、殺人に及んだり、自ら命を絶ち、周囲の人間に大きなショックを与えるケースも少なくありません。
本書は、生活基盤は維持できているものの、生きづらさ、不安、原因不明のストレスを抱える人へ、その解決のため宗教、哲学、心理学、自己啓発などの心や考え方についての教え、あるいは、何らかのコミュニティに救いや支えを求めるものの、それらにナルホドとその時思っていても、後には何も残らず、結局問題解決にならない多くの場合に、その盲点となっている人間の原初的な感覚の視座を示します。
稲九郎(いなくろう)
1962年東京生まれ
税理士
4歳の頃、声高に泣き笑い自己主張し、保育士に抱きつき甘える、素直で奔放な保育園児を横目で見、同じ園児でありながらそのような振舞いをしたくても出来ない、分別と表裏のある大人のような自分に、深い悲しみと劣等感を覚える。
17歳の頃、星の王子様ばりの哀愁をこじらせ、独学で心と感情の研究を志す。
サウナホテルフロント、青果市場作業員、カフェ店員、信用金庫職員などを経験。