38年のサラリーマン人生、顧みれば二度のリストラまがいの憂き目に遭い、部下がたった一人の課長職がピークだった。
決して自慢できる職歴ではないが、与えられた運命に従い、勤めを無事全うしたひとりの男の物語。
『医の旅路シリーズ』の第三弾。
1作目『医の旅路はるか』の主人公である曲直瀬道三、二作目『医の旅路るてん』の主人公は道三の息子である曲直瀬玄朔。
その直系の弟子で、三代将軍家光と朝廷の主治医として活躍した江戸期の名医・岡本玄冶の物語。
野球が必要とされない時代があったなんて、しらなかった。
八月六日のことも、しらないことがいっぱいあった。
ショウと伊介の平和を願うキャッチボールをあなたへ。
時は今から千年ほど昔。王と貴族が治める国イコクのヘーアンの都で、中流貴族で学者の家系のプラム家に生まれたドーシンはその類まれな頭脳と誠心により朝廷で第二大臣の位に昇りつめるが、政敵に陥れられ無実の罪で遥か西方の島キュウコクのトーノミアへと左遷される。トーノミアでドーシンを待ち受けていたのは、窮乏を極める厳しい謫居生活だった。
愛欲と不条理の地獄から転生をとげた世間師・音羽。
彼女の許に集結する仲間たちの絆と活躍を描く痛快無比の時代小説!