今を生きるショウと77年前の広島で生きる伊介。
二人の時空を超えた友情の物語。
¥1,210 (税込)
上坂和美
A5判・112頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-31057-7
2022年11月発行
野球が必要とされない時代があったなんて、しらなかった。
八月六日のことも、しらないことがいっぱいあった。
ショウと伊介の平和を願うキャッチボールをあなたへ。
ふしぎなスケッチブックがギラリと光るとき、
過去と現在がつながって……。
ショウと伊介の時空を超えた友情の物語。
今を生きるショウと77年前の広島で生きる少年伊介。
二人は不思議なスケッチブックを介し、お互いの時代をかいまみます。
ショウが向かうのは、原爆投下前日です。
戦時中の広島から来た少年と現代の少年が双方向にタイムスリップ!
バックボーンの全く異なる二人の少年は、何を見るのか―。
平和について考えることができる1冊です。
大阪生まれ。兵庫県伊丹市で育ち、現在は奈良県在住。児童文学作家。日本児童文学者協会会員。京都教育大学卒業。一九九七年学研読み特賞受賞。著書に『コロッケいっぽーん!少女剣士』『世界の食生活を変えた奇跡の麺』(学習研究社)『お料理コンテスト スパゲッティで大勝利!』(汐文社)『あったかいね 永遠の学び舎─豊郷小学校物語』(芙蓉会)『iPS細胞発見!山中伸哉物語』(PHP研究所)などがある。