高速道路の小さなパーキングエリアで便乗させてもらった大型トレーラー。
そのトレーラーの車内で、カメラマンの広川太一が体験する真夜中のハイウェイドライブ、その奇妙な世界。
時はバブルがはじける前後、転勤族の一家が初めて自分の家を持とうと、家探しをするところから始まる。
なぜ戸建ての家?それはペットを飼いたいから。
最初は理由付けに過ぎなかったが、シャム猫・マムを迎え、家族揃ってその可愛さに夢中になる。
殺人を目撃した青年が、その行為に感化されて自らも殺人を犯す。虚無感の中に生きてきた青年が見つけた生きがい。人はなぜ人を殺すのか?―これは、純粋な悪に陶酔した青年の物語。