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心臓と紫煙のカタストロフ
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人はなぜ人を殺すのか?―これは、純粋な悪に陶酔した青年の物語

心臓と紫煙のカタストロフ

¥1,100 (税込)

野口心

四六判・168頁(ハードカバー)

ISBN 978-4-434-32079-8

2023年7月発行

殺人を目撃した青年が、その行為に感化されて自らも殺人を犯す。虚無感の中に生きてきた青年が見つけた生きがい。人はなぜ人を殺すのか?―これは、純粋な悪に陶酔した青年の物語。

あらすじ

幼い頃に児童養護施設に預けられた遥は、里親である今の父親に引き取られ、二人で暮らしていた。
生きることに楽しみを見出せず、なぁなぁと日々を送っていた遙は、ある夜殺人現場を目撃する。それまで自分と同じように生きていた人間が死ぬ瞬間を目にした遙は、これまで感じたことのない高揚感に包まれる。そして、その興奮に囚われるままに自らも殺人を犯す。しかしある時、遙は無差別殺人を企んだ青年の犯行現場に遭遇する。青年に刃物を向けられて殺されそうになった時、遙を助けたのは実の父親だった。病院で治療を受けて退院した遙は、今の父親からドライブに誘われ、そこで初めて父親の家族の過去を知る。父親の家族に対する愛、そして自分への愛を感じた遙は、自らの犯した行為の無情さを深く実感して涙する。

著者紹介

野口心(のぐち・こころ)
1996年群馬県に生まれる
2018年埼玉県の看護専門学校卒業
渋谷区在住