プーチンの犬となった秋田犬のゆめ、
暴政を赦さない九尾の狐、
平和への願いを込めて紡がれた2つの物語を、
ウクライナ語と英語の対訳付きでお届けします。
(本書はウクライナ関係の方々のご協力を頂いております)
「いのち」をどう考えるか?どう守るか?
本を出版する以前から、舞台公演として20分間のオリジナル朗読劇を演ってきた。
公演にご来場のお客さまから、共感したとの声をいただき、多くの方々に私たちの想いが届くことを願う。
主人公の少年のお祖父さんは、いつも楽しそうに仕事をしていました。そんなお祖父さんの働き方に憧れる主人公でしたが、そのお祖父さんの死をきっかけに少年は旅立ちます。「どうしたらお祖父さんのような教会職人になれるのだろう。」彼の旅はその答えを探し続ける旅路でもありました。
<あらすじ>
むかし、海の見える町に流れ星が すぅーっ と落ちてきて 男の子がうまれました。小さなおうちで育った男の子。
その男の子は、身体が弱く、たくさんのものを失いました。たくさん泣きました。
避けることのできない、家族との別れ。ねこはかけがえのない森岡家の家族。母を看取った聡子はねこへの恩返しを考え始めます。さまざまな縁に導かれ、聡子がかなえようとしている森岡家への感謝のかたちとは。