質感、量感、空間感―。
線の強弱と濃淡など、
中国伝統水墨画の基礎的な技法がよくわかる。
山水・花鳥・人物・動物画など幅広く収録。
ガラスの壺には決して触れてはいけない『憎しみの壺』
右耳で愛らしく揺れる『たぶ蔵とわたし』
mizが描く珠玉の短編戯曲集。
想像すらしなかった突然の新大災害により周囲が一変し家に1人孤立してしまった少年。そこに現れる来客。若い2人は知恵を絞り協力してその豹変した日本を生きていく。
一方、その災害が起こる事をうっすらと予感していた者もいた。彼らは何かに引きつけられるようにしてその原因を探るべく命懸けで"深部"へと侵入する。
果たして2つのグループに待ち構えるものとは――。
姉は占い師、弟は理系技術者、歴史とは縁もゆかりもない異色の姉弟(きょうだい)が、本能寺の変を調査する?
本書は、明智光秀の無実を証明しようと奮闘する二人が『大切り本能寺の変』を書き上げるまでの軌跡を描いた、おかしくて、大まじめな旅の記録です。
明智光秀の無罪を証明する――。
自由奔放な占い師の姉と修行僧のごとく忍耐強い理系技術者の弟。
歴史にゆかりのない二人が「明智光秀が本能寺の変を起こした」という大前提から疑って、14年の長い期間をかけて調査を断行。