古代ギリシャ・ローマ時代、人間は、精神と肉体の眼で宇宙を観察していた。しかし、ガリレオは、望遠鏡、道具によって、宇宙の真理をいわば「民主化」した。ガリレオは、カトリック教会から断罪されるが、教会の権威は、逆に失墜した。哲学者は、それこそ、人間的能力「Theory」への不信と、科学技術「Technology」への盲信が始まったとする。
人類学者・考古学者・民族学者として知られる鳥居龍蔵。
その子孫である著者が紐解く貴重な資料。
鳥居龍蔵の民族学者としてのルーツに触れられる一冊。
50年近くに及ぶ歳月を振り返った回想録。
海外の病院や施設、そして半導体新工場建設現場での工事等のため、これまで30回以上に及ぶ海外での長期滞在を経験してきた著者。行き先は韓国、中国、シンガポールなどのアジア諸国から、イタリア、イギリス、サウジアラビア、イスラエルなど実にさまざま。
幼少期より骨折を繰り返す身体。先天性骨形成不全症と共に暮らしてきた筆者の、半生を綴った一冊です。同年代と過ごす機会が少なく、両親の影響を多分に受けた幼児期。小学校入学から高校卒業までの多感な時代を過ごした、障がい者施設での様々な出来事。進学、就職、一人暮らし、そして挫折……。