高校生の拓哉は、家族5人、海の見える田舎町で仲睦まじく暮らしていた。
ある日、看護師である母・明子の献身的な姿を思い出し、 拓哉はネット掲示板でヘルプライン『桜の樹の下で』を立ち上げる。
そのとき、明子と苦しむ人々に「最後まで寄り添い続ける」約束を交わす。
もしなにかにつまずいて、前向きになれなくても、立ち上がれなくても「どんとこい!」。
一歩を踏み出して、そこに何かあればラッキーやん。
本書の内容は、数学と物理学に対する哲学的な考察です。
まずは、無限集合論を中心に語られています。次に、無限集合論からなる非ユークリッド幾何学に触れて、最後は非ユークリッド幾何学からなる相対性理論にも言及しています。
この3つの理論は相互に密接に関係しています。
数学理論と物理理論の考察を哲学的に行なうときに注意したのは言葉の使い方です。できるだけ難しい数式や論理式を省き、その代わりに誰にでもわかるように漢字の少ない文章を選びました。