一度入国したら、100人中99人は生きて帰れない『リアル北斗の拳』と呼ばれたソマリア。武装民兵が跳梁跋扈し、外務省も退避勧告を出し続けている危険度世界一の国である。2011年左半身麻痺となって以来、“退避勧告発出国渡航常習者”である著者が求め続けてきた終焉の地についにたどり着いた。
2017年だけで540人が爆弾テロで亡くなった死の町、その現実とは?
古き良き時代、「明治の人」を後世に伝え残したい――。
明治生まれの祖母を慕っていた著者は、そんな思いから明治生まれの人・31名に取材を慣行しました。
吉行あぐりさんや橋本武さんら著名な方もいらっしゃいますが、ほとんどは一般の方です。
関東大震災、満州事変、日中戦争、第二次世界大戦、高度経済成長……。
激動の時代を生き抜いてこられた明治の方々の人生を通して、「今の時代」を生きるヒントに出会えるはず。
<第21回日本自費出版文化賞エッセー部門入選>
古本の香り、美人画、文豪の原稿用紙、漱石の俳句、ノーベル賞受賞者の名前、種字彫刻師の技、ゴッホのフィギュア、コミックスのシュリンク、プライベート・プレス、英訳と和訳……
普段見過ごしてしまいそうなことが太郎先生によって深堀され、新しい知識との出会いに胸が高鳴ります。