表題作「明日」を含む16編からなる短編童話集。
切なく優しい癒しの小話たち。
心の琴線に触れ、静かに何度も読み返したくなる作品集です。
昭和という時代に、原因不明の難病に苦しんだ少女がいた。少女の体のイタミ(痛み)は、母親の心のイタミ(傷み)でもあった。闘病生活を送る中で少女は学校生活、就職、恋愛を通して成長していき、やがて親子の絆も深まっていく。
奇才・三原誠司の描く、新感覚サイコサスペンス!
全校児童+数人しかいない小さな町の小学校へ赴任となった女性教師、前田美江。ある日、一人の少女の死をきっかけに彼女の平凡な日常は、かき乱され狂わされて行く。
古代マケドニアの王フィリッポス二世は、テッサリアでの大勝利を記念して、生まれたばかりの第三王女に「テッサロニケ(=テッサリアの勝利)」という輝かしい名を授ける。だが、テッサロニケはその大好きな母を三つの時に亡くし、勝利とは程遠い孤独な少女時代を送る。
なぜ、人は生まれながらにして、不平等なのか―。
輪廻転生の謎に迫り、自らの人生を省みることができる希望の書。下巻。