「体だけでなく、魂まで癒す」真理医学の“あるべき姿”を説く
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千田要一
四六判・158頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-129-9
2017年7月発行
人間は、“目的”を埋め込まれた崇高な存在であり、偶然にできた『根無し草』ではない。
「体だけでなく、魂まで癒す」真理医学の“あるべき姿”を伝え1冊。
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現代医学は、唯物論が優勢です。
つまり、「生物は、偶然に偶然が重なって、高度な人間に進化した」(唯物的進化論)、「人間は、物質のみでできており魂など存在しない」(人間機械論)、「脳機能が失われれば人ではなくなる」(唯脳論)、「人の一生は先天的に遺伝子ですべて決まっており、後天的努力は無駄である」(遺伝子至上主義)、「臨死体験や前世記憶は、過去の記憶を再構成して創作したに過ぎない」(フォールス・メモリー説)などなど、たくさんの〝迷信〟が跋扈しています。
唯物論を信奉する科学者は、スピリチュアリティに対して「証明できるなら見える形で証明してみろ」と議論をふっかけてきますが、彼らの主張こそ、証明がつかない矛盾に満ちています。
本書では、主要テーマを「日本の医療とスピリチュアリティ」「心を変えれば病が癒える」「遺伝子ですべて決まるわけではない」「脳死は本当の死ではない」「精神疾患のほんとうの原因」「崩れつつある進化論」と6つに絞って、彼らの迷信を一つ一つ、科学的観点から論破していきます。
千田要一
1972年生まれ。九州大学大学院卒、医学博士。ロンドン大学研究員を経て、2010年、医療法人千手会ハッピースマイルクリニックを開院。精神科医、心療内科医。
ロンドン大学では、「心身医学」「ポジティブ心理学」の研究に従事し、欧米と日本での学術論文と著書は100編を超える。その功績が認められ、第66回アメリカ心身医学会学術賞、日本心身医学会第4回池見賞など学会受賞多数。ポジティブ心理学をベースにしたその診療で、年間2万人以上の患者を癒している。
現在、ハッピーサイエンスユニヴァーシティ(HSU)人間幸福学部・プロフェッサー。
単著書には『幸せな未来をつくるポジティブ心理学』(アーク出版)、『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『現世療法』(クラブハウス)、『若返る力』(栄光出版)、『ポジティブ三世療法』(パレードブックス)など。