激動の時代を生き抜いてきた
明治の人・31名へのインタビュー集。
¥1,650 (税込)
林さゆり
四六判・276頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-24357-8
2018年3月発行
古き良き時代、「明治の人」を後世に伝え残したい――。
明治生まれの祖母を慕っていた著者は、そんな思いから明治生まれの人・31名に取材を慣行しました。
吉行あぐりさんや橋本武さんら著名な方もいらっしゃいますが、ほとんどは一般の方です。
関東大震災、満州事変、日中戦争、第二次世界大戦、高度経済成長……。
激動の時代を生き抜いてこられた明治の方々の人生を通して、「今の時代」を生きるヒントに出会えるはず。
「ありがたい、もったいない、人様のため、自分を下に、親を大事に」(林たねさん)
「世のなか進みましたが良くなったんだか、わるくなったんだかねぇ」(吉行あぐりさん)
「耳はありがたいもの。目はうれしいもの」(谷口しかさん)
「老人にはお金も何も要りません。ただ一つ家族の愛情だけが必要でございます」(田中千代さん)
などなど、明治の人ならではの金言が詰まった1冊です。
林さゆり(はやしさゆり)
1965年、滋賀県湖南市生まれ。1998年、33歳の頃「大好きだった明治生まれのおばあちゃん」をきっかけに「夢ふぉと」を起業。思い出づくり=アルバムづくりで人様の幸せにお役に立ちたいと想い独立。現在、全国の卒業、卒園アルバムや自分史アルバム等をインターネットで受注する、株式会社夢ふぉとを経営。代表取締役。「思い出で人の心の温度を1℃上げます。」を企業理念としている。2015年、ストレス社会を生きる多くの人々のお役立ちをしてみたいと「日本アルバムセラピー協会」を設立。代表理事を務める。