大正・昭和の始めの時代の富士山、日本の風景が甦る!
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著者 林良平
B5判・200頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-18862-6
2014年4月発行
確かな技術で撮影された日本の原風景
写真師林良平(1876~1954)の至極の写真集。
著者紹介
1876年(明治9年)愛知県豊橋の鍛冶屋に生まれる。
1914年(大正3年)東京蔵前工業夜学に、38才で入学し、本郷の望月写真館に就職。写真技術を習得する。
大正初期から、御殿場太郎坊二号二尺で登山客を撮影し、御殿場の大乗寺に住み富士山を写す。
1921年(大正10年)伊豆下田の、松本しまと45才で結婚し河津に住む。
夏富士の登山客の撮影は、昭和4年まで行う。
富士山、伊豆、信州、奥秩父などを徒歩で撮影し、約2,000枚の乾板を残す。
1954年(昭和29年)78才で他界。