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どうする、ニッポン 失った30年とコロナ後の社会
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タテ社会を見直して「組織運営の技術」を確立せよ!
日本の伝統と文化を生かしながら、30年の“後れ”を取り戻すための手引き書

どうする、ニッポン 失った30年とコロナ後の社会

¥1,100 (税込)

秋葉純次郎

四六判・148頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-434-32789-6

2023年10月発行

新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延と共に明らかになってきた今の日本の“後れ”について、その原因の本質はどこにあるのかを探って、どのようにすれば“後れ”を取り戻すことができるのかを考えてみました。

今の日本は高台まで駆け登ってきて、上りと下りの分かれ道に差し掛かっているようにみえます。踊り場にたたずんで、どちらへ進めばいいのか迷っている犬のようです。課題の効果的な解決策を速やかに講じなければ、この状況は続いてさらなる“後れ”につながります。先進国グループから脱落していく日本の姿を、指をくわえてみていていいのでしょうか。それとも、社会に流れる淀んだ空気を吹き払って、新しい雰囲気を作りだして“後れ”を取り戻す努力を始めるのでしょうか。

著者紹介

秋葉純次郎(あきば・じゅんじろう)
技術士(建設部門)。1948年倉敷生まれで幼少から高校卒業までを阪神間で過ごした。東京教育大学(現筑波大学)卒業後はゼネコンに勤務し1976年から2008年まで一時帰国をはさんで30年間海外(香港やシンガポールなど)に居住した。その間、地下鉄や飛行場などの大型建設工事に従事し、欧米の会社とJVを組みボード(取締役会)の会長や委員にとしてJV会社を運営した。香港やアイルランドでは、裁判を含む契約上の紛争を、話し合いを通じて友好的に和解へと導いた。帰国後は、日本のODAによるプロジェクトに携わってインド、ミャンマー、ヨルダン、アルバニア、アゼルバイジャン、ウクライナなどで国際契約に基づく交渉や国際入札図書を作成した。東洋大学の社外講師を務めた。現在も海外の大型工事に関わっている。