物理学のエキスパートが、
仏教と現代科学の比較に挑む。
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著者:櫛田孝司
四六判・326頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-19426-9
2014年7月発行
釈尊の教えと現代科学は矛盾しない。
科学者の立場からそれを究明する。
環境破壊・核兵器増強・人口爆発・食糧危機・エネルギーの枯渇…迫りくる地球文明の崩壊・人類の破滅を回避する術はあるのか?今や世界が最も考えねばならないこのテーマに迫る。
櫛田孝司
一九三五年札幌市生まれ。東京大学工学部応用物理学科卒業。
東芝総合研究所研究員、米国ベル電話研究所招聘研究員、東京大学物性研究所助教授、大阪大学理学部物理学科教授、同大学理学部長・理学研究科長、奈良先端科学技術大学院大学教授、同大学物質創成科学研究科長、国際高等研究所フェロー、同研究所学術参与などを歴任。
現在、大阪大学名誉教授、奈良先端科学技術大学院大学名誉教授、公益財団法人・山田科学振興財団理事、公益財団法人・井上科学振興財団評議員、公益財団法人・島津科学技術振興財団評議員など。
編著書に『光物理学』(共立出版 1983)、『光物性物理学』(朝倉書店1991)、『量子の世界』(大阪大学出版会1994)、『実験物理学講座 第一巻 ― 第十二巻』(丸善1999)、その他がある。