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著者:角南隆
監修:西本輝六
四六判・278頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-13160-8
2009年4月発行
本書は、近代日本の神社建築設計の第一人者であった著者が生涯をかけて永く探求したテーマであり、その端緒は既に出版した第1巻「万物は生きている」にも触れている。
今回の第2巻は日本固有の文化の原点である神を中心に深層を極めた結果の書であり、時あたかも大きく混迷する現代社会に一石を投ずる覚悟の書でもある。
角南隆(すなみ・たかし)
明治20年 岡山県に生まれる。
大正4年 東京帝国大学工学部建築学科卒業。
大正5年 明治神宮造営局勤務。
同 7年 内務省神社局、神祗院技師として終戦まで50余年にわたり全国の名立たる神社営繕の指導、監督にあたる。
その間、三度の伊勢神宮式年遷宮造営、戦後は明治神宮復興事業の要職を歴任した。
昭和40年 勲三等旭日章を受章する。
同 55年 95歳で死去。著書は「社寺建築」など。