エリアマネジメントの最新事例や
活動を支える法制度について解説。
¥1,650 (税込)
編著:植松宏之
著者:吉田恭、足立基浩、上野美咲、畚野信恒、加藤大治
四六判・204頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-239-5
2020年10月発行
大阪・京都・和歌山でエリアマネジメント活動にかかわる6名が集結して、最新事例や活動を支える法制度について解説した1冊。
昨今、大都市や地方都市において、また商業地や住宅地においても、エリアマネジメント活動への期待が高まっています。特に大都市では、民間事業者が主体的に取り組み、地域の価値を上げることから、全国の各地域でエリアマネジメント組織が設立されています。
本書は、関西の大阪・京都・和歌山でエリアマネジメント活動にかかわる6名が、取り組み内容、活動を支える社会関係資本及び法制度について、分かりやすく解説をしたものです。
エリアマネジメント活動を実践する実務者やこれから活動に取り組もうとする方に役立つ書籍です。
植松 宏之(うえまつ ひろゆき)
大阪大学 コミュニケーションデザインセンター 招へい教授。大阪府出身。京都大学工学部卒業。京都大学大学院工学研究科修了。1986年阪急電鉄株式会社入社。沿線の都市開発事業及び大規模郊外開発(彩都)事業を担当。2011年グランフロント大阪プロジェクトを担当し、2012年グランフロント大阪TMOを設立、出向等を経て、大阪版BID条例、日本版BID法創設に関与。現在、梅田地区エリアマネジメント実践連絡会事務局長、全国エリアマネジメントネットワーク副会長、一般社団法人大阪梅田エリアマネジメント代表理事。
吉田恭(よしだやすし)
東日本高速道路株式会社管理事業本部付部長。京都大学経営管理大学院客員教授。福岡県出身。東京大学法学部卒業。米国Cornell大学院公共政策修士。北海道大学工学博士。1989年建設省入省。OECD RSD課長、四国地方整備局次長兼総務部長、内閣官房国土強靭化推進室参事官、京都大学経営管理大学院特定教授等を経て、現職。
足立基浩(あだちもとひろ)
和歌山大学副学長、経済学部教授。東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、ロンドン大学SOAS校ディプロマ、ケンブリッジ大学土地経済学研究科修士号をへて、ケンブリッジ大学大学院にて博士号(Ph.D)取得(2001年)。国土交通省「まちづくり活動の担い手のあり方検討会、平成28年」座長。日本商工会議所「補助金に頼らないまちづくりタスクフォース」座長。内閣府「中心市街地活性化推進委員会(平成25年)」委員。
上野美咲(うえのみさき)
和歌山大学経済学部講師。大阪府出身。三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)勤務後、単身渡英。英国UCLバートレット校にて修士号取得。京都大学博士(経済学)。和歌山大学経済学部特任助教を経て、現在は同学部講師。シンガポール国立大学客員研究員(2019年8~9月)。主要著書として「地方版エリアマネジメント」(日本経済評論社、2018年)がある。また、京都大学経営管理大学院官民協働まちづくり実践講座官民連携まちづくり研究会事務局を担う。
畚野信恒(ふごののぶつね)
株式会社カクタス代表取締役社長。株式会社オレンジ社外取締役。日本ランニングフェスティバル実行委員会委員長。大阪府出身。清風高校卒。学生時代に起業し現職。「梅田スノーマンフェスティバル」、「梅田ゆかた祭り」、 「星空スタンド」、「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 茶屋町スロウデイ」、「ウメキタ!!!GLAMPING& RESORT」、「大阪駅前地区デジタルサイネージガイドライン」、「てんしば てらこや!」等、主に都市部のエリアイベントを得意とする。
加藤大治(かとうだいじ)
総合広告制作会社「株式会社アドタワー」代表。ソーシャルデザイン・地方創生企画運営団体「LiveLoveLabo」代表。大阪府出身。関西大学卒。学生時代から世界の都市を巡り、様々なデザインやアート、建築を学ぶ。現在、各所でのコミュニティデザインやソーシャルデザイン、地方創成等に注力。大阪市内に拠点をおきつつ、キャンピングカーによるモバイルオフィスを展開。現在、和歌山県旧清水町にサテライトオフィス(スタジオ&アトリエ)を開設予定。