氷点下20度の厳しい寒さを生き抜く!
ヒナドリ「ライト」の成長を見守る写真絵本。
¥1,320 (税込)
著者 森勝彦
B5変型判・32頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-17097-3
2012年10月発行
はるか氷河期からいのちをつなぐライチョウ
いのちの尊さや素晴らしさが伝わる珠玉の写真絵本
僕がライチョウに興味をもって
写真を撮り出してから、はや28年が経ちました。
いきものが大好きなので、
撮影のテーマはいつも昆虫や鳥や動物などです。
ただ、それらの中でも、やはりライチョウは特別な鳥なのです。
多くの天敵に囲まれながら、
氷点下20~30度という厳しい環境の中に耐えて生きる
親鳥とひな鳥の一生懸命さ、逞しさには大きな感動があります。
迷子のひなが別のお母さんに出会って育てられることは、
ライチョウ世界では実際にあることです。
ライチョウの親子を通じて、
いのちの尊さや愛情の深さを
子どもたちに伝えていくことができれば幸いです。
森 勝彦(もり かつひこ)
1963年、石川県生まれ。いきもの写真家
第1回岩合光昭賞大賞受賞
著書:奇跡の鳥ライチョウ(山と渓谷社)