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想像力を育てる

教育学が大事にする「想像力」を用いて示された17の教えを伝える学術文芸書。

想像力を育てる

¥--- (税込)

矢野泉

A6判・62頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-86522-165-7

2018年11月発行

販売を終了しました

本書は、学術的啓発書の体裁を取っています。

というのも、注釈と参考文献一覧をあえてつけなかったのです。
本書のあとがきに記したとおり、本書には難しい哲学用語も登場します。
想像力を読者のみなさまに育てて頂きたいという希みのために、見慣れない用語に注釈をつけませんでした。
参考文献も掲載しているのは二冊だけです。
特に「複数を単数に見る」章だけは、かなり深く、該当の参考文献の 内容の知恵に与っているため掲載しました。
今時は便利な世の中となりました。
本書に聞いたこともない書名、聞き慣れない用語があっても、スマートフォンがありさえすれば、かつ、うまく検索語さえ入力できれば、誰しも学術論文のPDFそのものが読めます。
もちろん、コトバンク等で用語の意味を簡潔に知ることができます。
yahoo知恵袋に至っては、大学教授の講義より、わかりやすいやさしい日本語で説明されている回答に出会い、感心することがあります。
「想像力を育てる」活動は、用語や書名を探究されることから始まると著者は思量致します。
それから、著者にはあまり時間がのこされていません。
著者が用語の意味を今の段階で正統に釈義するより、時間をかけて、読んで下さる方々に釈義して頂きたいのです。
知性は頭脳だけではなく、身体全体に宿ります。
著者の身体はそうは持たないように感じています。
それゆえ、三年間の研究ノートから選抜した各章の概念の探究並びに釈義を、読者の方々に信頼をもってご依頼したく希望するのです。
著者は本書で問いを立て、仮説を本書で提起させて頂きました。
たとえば、宇宙をはじめ森羅万象の不思議について問いを立て仮説を提起する学者と、かかる仮説を証明する学者は、物理学や数学では、同一人物とは限りません。この証のあり方を、文系の著者が、文理融合的な方法として援用してみました。

著者紹介

矢野泉(やの・いずみ)
1983年、早稲田大学教育学部卒業後、社会人を経て、
1995年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。
同年4月、東海大学健康科学部社会福祉学科助手。
1998年4月より現在まで、横浜国立大学に勤務。
現在、横浜国立大学教育学部教授。
矢野十愛は、矢野泉の必要に応じて、俳句や絵などの作品を2015年9月20日から担当している想像上の人物である。
十愛と書いて、soaと読む。
この新しい名を想像し、使用することにより、矢野泉は、 愛犬soraとharuを生の向う側に送りだせた。