反戦平和を歌に詠んだ歌人・芦田高子を
フェミニズムの視点から捉え直す。
¥--- (税込)
著者:安田速正
四六判・156頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-084-1
2016年5月発行
反戦平和、原水爆禁止、婦人解放問題などに関心を持ち、革新陣営の星として活躍した歌人・芦田高子。
本書では、石川県で起きた米軍施設への反対運動「内灘闘争」を詠んだ歌集『内灘』を中心に、その作品群を考える。
運動の中心となって「生活のため」に座り込みを行った「おかか」と呼ばれる女性たち――彼女たちを詠んだ高子の歌に表れる「内灘闘争」の女性解放運動的な側面とは?