HSPの体と心に向き合う漢方カウンセラーが贈る、
はじめての漢方&セルフケアの本!
¥1,320 (税込)
村本瑠美 村本貴士
四六判・218頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-27880-8
2020年9月発行
HSP(Highly Sensitive Person)は、ささいな刺激を敏感にキャッチしやすい、共感力が高く人の影響を受けやすいといった特徴から「疲れやすい、眠れない、お腹が弱い、気持ちが不安定になる」などの体調不良を抱えやすく、薬にも敏感に反応しやすい傾向にあります。
この本では、HSPの方に多い体や心のお悩みについて、体質チェックなどをまじえて漢方(中医学)の視点からやさしく解説しています。
「HSP」と「漢方」、それぞれの素晴らしい本はたくさん出版されていますが、その二つを掛け合わせたのはこの本が初めてではないでしょうか。
今までHSPについて書かれた本を読んで、心の向き合い方については分かったものの体調については改善されなかったHSPの皆さんに、ぜひ読んで欲しいおすすめの一冊です。
第1章 HSPの特徴と漢方との相性が良い理由
HSPの特徴を説明した後、「なぜHSPと漢方は相性が良いのか?」について解説します。
第2章 漢方の世界へようこそ
はじめて漢方に触れるHSPの皆さんに、分かりやすく丁寧に漢方の基本をお伝えします。
第3章 HSPが抱えやすい体や心の悩みの対処法
HSPが抱えやすい体や心の9つのお悩みから、おすすめの漢方薬とセルフケアを提案します。
1、疲れやすい
2、なかなか寝付けない、眠りが浅い
3、お腹が弱い
4、気持ちが不安定になりやすい
5、痛みを感じやすい(頭痛、生理痛)
6、パニックになりやすい、緊張しやすい
7、乗り物酔いしやすい
8、季節の変わり目に体調を崩しやすい、花粉症になりやすい
9、目が疲れやすい
第4章 はじめて漢方相談を受けられる方へ
信頼できる漢方の専門家の選び方や漢方相談の流れ、漢方がよく分かるQ&Aを紹介します。
第5章 HSPと共に暮らすヒント
ご家族や身近にHSPがいらっしゃる方へ、HSPと共に暮らすヒントをお伝えします。
付録 心地良い一日を過ごす「HSPのための漢方生活」
ある一日を例にして、HSPの皆さんに自然のリズムに沿った「漢方生活」を提案します。
村本瑠美(むらもと・るみ)
1976年生まれ。大阪府出身。漢方カウンセラー、登録販売者。
生理痛を改善するために服用された漢方薬で、体調が悪化した経験と良くなった経験から漢方に興味を持ち、上海中医薬大学付属日本校で中医学を学ぶ。また、その頃HSPの本と出会い、自身の悩みがHSPに起因していることを知り、将来HSPのための漢方薬店を開業したいと思うようになる。漢方薬店での勤務を経て、横浜・妙蓮寺に「漢方カウンセリング がじゅまる」を開店。日本では数少ないHSPにも対応できる漢方薬店として体調不良や心の悩みの相談に乗っている。
村本貴士(むらもと・たかし)
1975年生まれ。大阪府出身。産業カウンセラー、登録販売者。
大阪大学法学部を卒業後、20年以上サラリーマン生活を送る。40歳を目前にして人事部門の責任者になったことがきっかけとなり、カウンセリングに関心を持ち、産業カウンセラーの資格を取得。HSPのための漢方薬店を開業したいという妻の夢に賛同し、カウンセラーの立場で関わることで、夫婦二人体制でのカウンセリングを実現させている。じっくりと丁寧なカウンセリングをモットーに、少しでもHSPの方の体調が良くなり、心が軽くなることを願っている。
漢方カウンセリング「がじゅまる」HP
https://gajyumaru-kampo.com/