透明感あふれる
四季を描いた透明水彩画集
¥2,860 (税込)
免田信親
A4判・82頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-463-4
2025年10月発行
子どもの頃に夢中で描いた絵。社会人になるといつしか遠ざかっていた筆を、著者が再び手にしたのは、40代での英国赴任中でした。
透明水彩の名手アルウイン・クローショー氏の作品に出会い、その世界に魅了されたことが転機となり、本格的に学びはじめます。
帰国後は小林修一氏に師事し、定年後には個展の開催や地域でのスケッチ活動をスタート。
服部緑地公園を拠点にしたスケッチ会では、四季の自然を楽しみながら、多くの仲間と筆を重ねてきました。
本書には、長年にわたり描いてきた透明水彩画の中から、心に残る風景や場面を厳選して収録。
写実にこだわっていた初期の作品から、印象や記憶をもとに描いた近年の作風まで、人生とともに移ろう表現の変化も見どころの一つです。
「以前は風景を忠実に写し取っていましたが、今は自分の感じた“心象”を描くようになってきました」
一枚一枚に込められた、季節と心の記録。
透明水彩ならではのやさしさと奥行きが、静かに語りかけてくる一冊です。
2007年 道頓堀「ギャラリー香」にて。妻との「透明水彩と手作りバッグの二人展」を開催・展示。
2009年 同上
2011年 同上
2013年 同上
2015年 同上
2017年 道頓堀「ギャラリー香」にて「透明水彩画展」を開催・展示。
*2008年~2018年 2年に1回、千里文化センター「コラボ」にて「透明水彩によるスケッチ原画と作品展」を開催・展示。