練馬区立牧野記念庭園開園50周年記念誌。
四季折々の植物群を豊富なカラー写真で紹介!
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著者 練馬区公園緑地課
B5判・190頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-11734-3
2008年4月発行
日本の「植物学の父」牧野富太郎博士ゆかりの地、練馬区立牧野記念庭園。現在も約300種を越える草木が植栽されており、植物の楽園として知られている。その全貌と四季折々の植物群を豊富なカラー写真で紹介。
花の巻 四季のみどころ
庭園の季節ごとのみどころをエピソードと共に
葉の巻 庭園の植物
庭園の植物や牧野博士命名の植物の紹介
根の巻 牧野富太郎物語
植物に生きた牧野博士波瀾万丈の生涯
土の巻 庭園50年の歩み
開園の経緯から現在に至るまでのみちのり
―牧野 富太郎(まきのとみたろう)(1862~1957)―
「日本の植物学の父」「植物分類学の父」といわれ生涯植物を愛し、自ら日本全国に赴き40万点にもおよぶ植物標本を採取し、多数の植物を発見命名した。
その溢れんばかりの才能と不断の研究成果は、博士が残した膨大な植物標本や植物画、「牧野日本植物図鑑」に代表される多数の著作にみることができる。
小学校中退でありながら、理学博士の学位も得、その生誕の日(4月24日)は「植物学の日」とされている。
―練馬区立牧野記念庭園―
世界的植物学者である故牧野富太郎博士が、1926年から1957年に逝去されるまで三十余年を過ごした居宅跡。1958年に区立公園として整備し、以来一般公開している。園内には牧野博士が発見し、亡き妻、壽衛を偲んで命名したスエコザサをはじめ、センダイヤザクラ、ウバユリなど博士にゆかりのある植物が多数生育している。記念館では植物標本や著書、愛用品などが展示されている他、鞘堂には博士の書斎の一部も保存され、公開されている。