宇宙空間や大自然を感じながら作られた雄大な俳句集。
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著者 久野カズヱ(ひさのかずえ)
四六判・92頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-939061-43-1
2011年6月発行
宇宙空間に浮かぶ地球の生物は太陽の光の中に存在します。
山川草木をはじめとして地上も海中も太陽の光を存分に受けています。
俳句をひねる時、遠景、近景、それを結ぶ太陽の光の中の景色を描きます。
人も動物、野獣も昆虫も天界から見ると貴い一微塵であると感じます。
一年を通して、朝昼晩、作句をする時、空の中の太陽と、空と山野の景を結びつける太陽の光を思い、遠くは空に囲まれ、近くは山野の景に囲まれ、太陽の光の中に立つ自分を思い作る句が、観空流の俳句です。
俳号 観空子(かんくうし)
昭和七年(一九三二年)三月三十日 下関生れ
昭和五十三年十月 倉敷「南風」に入会。三村紘司先生に師事
昭和五十九年五月 倉敷「琅カン(王偏に干)」に入会、元琅カン(王偏に干)同人。(元岡山県俳人協会会員) 浮田雁人先生に師事
平成七年一月 八王子「泉」に入会。綾部仁喜先生に師事