定説の死角を突く「元刑事」の検証
史料調査と「点と線」で迫る東洲斎写楽の正体
¥1,100 (税込)
下山宏昭
四六判・116頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-519-8
2026年11月発行
![]()
江戸の浮世絵界に彗星のごとく現れ、わずか10ヶ月で姿を消した謎の天才絵師・東洲斎写楽。
学界の決定打とされてきた「阿波藩の能役者・斎藤十郎兵衛説」に対し、
長年の鑑識眼と「元刑事」の野性で不審の眼を向けた一人の老人がいた。
「スッポンの小西」の異名をとる郷土史家・小西忠彦である。
小西は元刑事ならではの緻密な現場検証と史料調査で定説の矛盾を指摘。
綿密な調査により、「写楽」の正体に迫る――。
96歳で没するまで歴史の真相を追い続けた小西氏の執念の調査記録と、その歩みを捉えたドキュメンタリー。
下山 宏昭(しもやま ひろあき) 一九四一年生まれ。法政大学法学部卒。 一九六八年岡山放送創立時に入社。放送記者、報道部長、編成局長、取締役報道制作局長など経て二〇〇六年退社。 主な作品歴「泰緬鉄道五人の証言」「ある宗派三〇〇年の沈黙~日蓮宗不受不施日題派」「ドキュメンタリードラマ 涙で絵具を・愛の旅びと夢二」「真備と清麻呂―天平の王道」「絶滅!瀬戸内カブトガニに何が起こったか」「核の記憶~89歳ディレクター最後の問い」など。日本民間放送連盟賞、FNNドキュメンタリー大賞優秀賞、ニューヨークフェスティバル銅賞など受賞歴多数。著書に「叛華~古代吉備が滅んだ日」「岡山人じゃが」(共著)「ありがとうふるさと~みんなで創るふるさとドラマシナリオ集」「雑草といえど ~灼熱の歌人・芦田高子」など。岡山市在住。