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かかって来い世界 俺と親父とロックンロール
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博多の音楽シーンを代表するベテランシンガーが駆け抜けた、ワイルドで切ない昭和のノンサクセスストーリー!

かかって来い世界 俺と親父とロックンロール

¥1,650 (税込)

大塚直之

四六判・160頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-86522-421-4

2024年11月発行

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昭和39年、下関に生まれた俺(大塚直之)が田舎で音楽に目覚め、成功を夢見て九州は福岡の街へ単身乗り込み、散々な目にあいながらも奮闘する物語と、年老いたひとり暮らしの父親のこれまた奮闘する姿をステレオで描いたワイルドで切ない自伝。

物語は1960年代半ばの日本の経済成長期に始まります。俺は下関の田舎町に生まれ、大らかな子供時代を過ごしました。21世紀はとんでもなく素晴らしい時代が来るだろうと誰もが信じて疑わなかったあの頃。 その陰には「かかって来い世界!」の心意気で、敗戦から死に物狂いで這い上がって来た親世代の奮闘があります。 今、この世から少しずつ消え去っていっている彼らの思いと姿を、自身の言葉や歌を通して紡いでいきたいと思っています。  

夢多き昭和の子供時代。挫折と栄光を行ったり来たりの20代前半。そして息子として、1人残された親父の面倒をみる50代後半。俺の熱い人生の軌跡を、この物語を同じ時代をくぐり抜けて来た同世代の方々と、新しい時代の担い手達に送ります。

著者紹介

大塚直之(オオツカナオユキ)
1964年(昭和39年)山口県豊浦郡豊北町(現在の下関市豊北町)に生まれる。小学校6年生の時にギターを手にして以降音楽活動に没頭する。19歳で福岡へ出て行き80年代後半にはロックバンド「ジャグ&ブギーボックス」のボーカルとして活躍。解散後もバンドや弾き語り、アカペラグループで精力的に活動している。これまでにソロ名義でCDアルバムを6枚リリース。2007年から福岡市で音楽教室ソウルミーティングを経営、現在に至る。