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ずくあり人間の探究的随想録
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顔面痙攣・三叉神経痛の脳外科手術の名手、
藤巻高光医師のエッセイ集

ずくあり人間の探究的随想録

¥1,100 (税込)

藤巻高光

四六判・180頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-86522-396-5

2024年6月発行

「ずく」は信州の方言で「根気、やる気」のことです。表紙は、丸かじりにして中身の美味しさを感じた故郷の信州名産のりんごを、故郷の北アルプスの雪山をバックに配した写真です。りんごの味わいは表面を見ただけではわかりません。ふと気になったことも、「ずく」を出して調べれば調べるほどなるほどと気づくことがたくさんあります。

「食べ物の好き嫌いは遺伝子のせい?」「サンタさんは神様のお使い」「エレベーターの閉ボタン」... 本書では、「ずく」あり人間である著者が、日常のふとしたときに気になったことを深堀りして語っています。

<本について>
外来や手術、診療が「本業」のはずなのに、脳外科学会や大学の学生オーケストラで楽器を演奏し、学会では同時通訳を担当して四苦八苦。はたまた「頭蓋骨」の読み方に悩み、大先輩の古い講演のテープをみつけて感激する。脳外科医人生(?)が詰まったエッセイ集がこの本です。いや、まだまだあります。昆虫食や夏野菜のこと、ペットボトルのお水のこと、サンタさんと子どもたち、飛行機の整備のうんちく、エレベーターの閉めるボタンと開けるボタンの違いは? サギが飛ぶ姿を目撃するのが増えているのはなぜ? 病院をとび出していろいろなことに著者のメスならぬ筆さばきがおよびます。さらに平安時代の物語絵巻の女房装束が登場したかと思うと卒業式の袴の由来を語り、旧制中学、高校に配置されていた配属将校による教練について記す、時空をこえて広がっていく著者の興味のおもむくままにかかれた各項は、どこから読み始めても読者にとって新鮮な発見に満ちています。ぜひお手にとって著者とともに旅に出かけてみてください。

著者紹介

藤巻 高光(ふじまき たかみつ)
1956年 石川県江沼郡山中町(現 加賀市)生まれ。
4歳より父祖の地、長野県大町市(信濃大町)で育つ。
大町市立大町小学校、仁科台中学校、私立灘高等学校をへて
1981年 東京大学医学部医学科卒業
同年、東京大学脳神経外科入局
2008年 埼玉医科大学脳神経外科教授
2012年 信濃大町観光大使
2017年 埼玉医科大学国際交流センター長
2024年 埼玉医科大学特任教授