イライラも後悔も隠さない等身大のドキュメンタリー
¥1,540 (税込)
北川 龍
四六判・170頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-348-4
2023年3月発行
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仕事、妻のがん、そして母の認知症――。
今、介護に向き合うすべての人に贈る、等身大のヒントと勇気が詰まった全記録。
〈書籍概要〉
本書は、岡山県のとあるサラリーマンであった著者が、1989(昭和64/平成元)年から2001(平成13)年までの約12年間にわたり、独り住まいの母と同居し、仕事と介護を両立させながら駆け抜けた日々の記録です。
元気に働いていた母の突然の体調不良、認知症の始まり、尿濡れや排泄の失敗、夜間徘徊や幻想。さらにその最中に重なった「妻の末期がん発覚」と「ダブル介護」、そして看取り――。
繊細さと楽天性を併せ持つ著者が、自身の葛藤や失敗、イライラしてしまう感情、そして周囲の助けや趣味(水泳や木版画など)で心身を癒しながら切り抜けた「弱い悩み多き一人の人間としての等身大の介護日記」となっています。
「この経験を私的なものとして死蔵するのではなく、社会に晒すことで、これから介護に向き合う世代のヒントや反面教師にしてほしい」という強い想いから、20年以上の時を経て書籍化されました。
1940年徳島市生まれ。1945年4月、母の郷里である岡山県津山市に疎開し定住。鳥取大学農学部獣医学科(病理学専攻)卒業。獣医師。卒業後は岡山県に奉職し、家畜の防疫・衛生指導、酪農研究などに従事。県庁労働組合の執行委員長や政策形成フォーラムの企画運営も務めた。在職中の49歳から退職後にかけての12年間、実母の介護を実践。退職後は地域人材育成のための「てつんど塾」設立運営や地元の歴史資料保存などに尽力。