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回文国盗り物語
役は天下うたかた浮かんでは消え

古戦場の土塊(つちくれ)から立ち上る言霊を集め
德永未来が「回文」で描き上げた戦国時代。

回文国盗り物語
役は天下うたかた浮かんでは消え

¥1,320 (税込)

德永未来

四六判・150頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-86522-293-7

2022年3月発行

販売を終了しました

本書では応仁の乱から、大坂の役(えき)夏の陣までを戦国時代と捉え、時系列に戦(いくさ)、それにまつわる武人のエピソードを絡め、回文で表現した。

裏切りと寝返り、謀略と奸計に満ちた戦国時代ではあるが、そんな中に清廉な魂を見つけ出せたことは、精神の希望であり僥倖であった。江戸時代という300年近く続く太平の世を前に、生き延びるという本能に従い、群雄が割拠、雄叫びをあげた熱い時代を楽しんでいただきたい。
戦場での白兵戦だけでなく、「利休切腹」「清洲会議」「神君伊賀越え」「直江状」など、歴史や文化のターニングポイントとなった出来事にも着目した。血腥い斬り合いだけではない人間ドラマも堪能できる一冊。

表紙のデザインは「家紋と炎の燃え盛るイメージ」。帯を取ると武将のシルエットが炎の中に浮かび上がるのだが、これが誰なのかは、読んで下さる方のイメージにお任せしたい。

著者紹介

德永未来(とくなが・みき)
兵庫県出身。関西学院大学文学部卒業。兵庫県在住。
大学生協書籍部、紀伊国屋書店、大阪府書店商業組合などの勤務を経て本と親しむ。
阪神淡路大震災で避難生活を余儀なくされていた頃親しくなった人を通じて回文に出会い、創作を始める。
朝日新聞京葉版・言葉遊び投稿コラム「千葉笑い」2007年度年間大賞「天賞」受賞。
趣味はギター、麻雀、英会話。自称歴女。徳永英明、矢沢永吉、木村充揮ファン。
ツイッター:@tokunaga_miki 毎日更新中。

著書

『回文百物語 きみが泣くとき』文芸社(2004年)
『回文三都物語~関西讃歌~』小学館スクウェア(2007年)
『回文源氏物語 はるか光るは』パレード(2008年)
『回文平家物語 落ち延びろ 滅びの地を』パレード(2012年)2014年度自費出版文化賞特別賞受賞