95歳で作家デビュー!
自らの半生をせきららに描いた自叙伝。
¥1,200 (税込)
井村利
四六判・184頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-287-6
2021年11月発行
大正から昭和、平成そして令和までの時代を駆け抜けた、利の自叙伝となる一冊です。
九十歳(2016年)から文筆に挑戦。
六歳から十九歳まで朝鮮半島で青春を過ごし二十歳で結婚する。
勇三さんとの波乱万丈の人生で、三人の子を育て、それぞれの子ども達も結婚。
それぞれに三人の子(孫)が生まれる。
九人の孫がそれぞれ結婚し、それぞれに子が生まれる。
そうして、四十二人(2021年)の大家族になった。
井村利(いむら とし)
1926年(大正15年)12月4日北海道池田町に生まれる。
六歳で朝鮮半島に渡り、十九歳のとき終戦し、北海道中標津に帰省。
ニ十歳で井村勇三と結婚。子ども三人(男子二人、女子一人)を育て、孫九人、ひ孫十七人、合計四十二人の大家族となった。
女学校時代に習得した和文タイプにより、独身の時はタイピストとして、終戦後は生きるために数々の仕事をし、働きづめであった。
1987年六十一歳で北海道由仁町に蕎麦処いむらを開店。
2010年夫の勇三が死去。利、八十三歳だった。
九十歳になったとき、今まで歩んできた人生を三年間かけて書き終えた。
娘の真裕美に手伝ってもらい、自叙伝として、本作を2021年に完成させる。