包丁研ぎ職人が、稼業で出合った出来事や
お客様とのやりとりなど日々を綴った小話集。
¥1,100 (税込)
松本正邦
四六判・254頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-245-6
2020年12月発行
長年にわたる様々な店先(主にスーパー)での包丁研ぎ稼業。
多種多様な包丁類に接してきた中での色々な出来事、人とのめぐり逢いややりとりを備忘録として書きとめてきた。
包丁研ぎ職人だからこそ出合った良いこと悪いこと、 たくさんの小話から、選りすぐりをまとめた一冊。
【目次】
まえがき
第一章 包丁研ぎ職人とお客様
第二章 包丁研ぎ職人の道具と技
第三章 包丁研ぎ職人の営業努力
第四章 包丁研ぎ職人のつぶやき
あとがき
松本正邦(まつもと・まさくに)
1947年、群馬県のとある田舎の農家生まれ。
生家では犬、猫、鶏、豚、乳牛なども飼っていたため、それらの飼育関係で小さいころより鎌、鉈、鋸、斧などなどを日常的に使って育つ。特に鎌関係は草刈り、麦刈り、稲刈り等々で使用頻度が高く、その手入れも自分でしなくてはなりませんでした。
社会に出てからも刃物を使う職場なども経験。
そんな関係で、50代から包丁研ぎ稼業を始め、現在も日々修行中。