在日コリアン二世、挫折からの出発。
¥1,430 (税込)
河本行雄(河炳俊)
四六判・206頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-33987-5
2024年7月発行
生きる糧、生きる意味を模索して辿りついた「近代の渡来人として日本社会に貢献する」決意。75年の凸凹人生を綴った自叙伝。
〈本文より〉
私の渡来人に対する発想はこれです。「いつ来たかは別として、日本に入り住みついたら日本人になる。すべて日本列島に到達した時期が違うだけの話だ。その中の利害を含めて日本のためにどうしたらいいかを主張し行動すべきである」と。
河本行雄(河炳俊)
1948年 大津市に生まれる。
1966年 滋賀県立石山高校卒業。
1973年 不動産事業開始。
1975年 社団法人大津青年会議所(大津JC)に入会。
1984年 大津JC 理事長に就任。
1993年 在日本大韓民国民団滋賀県本部大津支部団長に就任。
1996年 在日本大韓民国民団滋賀県本部総務部長に就任。
2000年 近江渡来人倶楽部設立、代表に就任。
2006年 渡来人歴史館を開設、館長に就任。
2008年 多文化共生支援センターを開設、館長に就任。
2011年 NPO 法人外国籍住民自立就労協会を設立、理事長に就任。
2013年 公益財団法人滋賀県国際協会評議員。