医師会誌好評連載中。埼玉県北部の村医者、
太郎先生によるエッセイ集・第3弾
¥1,357 (税込)
小暮太郎
四六判・272頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-31156-7
2022年12月発行
ネギ畑に囲まれた埼玉県北の診療所から届けるエッセイ集。
名前は太郎だけど中学2年生の頃に帰国したアメリカ生まれのアメリカ育ち。身のまわりで遭遇した面白いエピソードや生活の中でのさまざまな発見――興味を持ったことは何でもネタにする。他の人とはちょっと違う角度でそれらを掘り下げ、読む人みんなが「へーっ」と思って楽しめられるように紹介しています。
お薬の賞味期限、古本屋二日間戦争、穴の空いたナス、幻の谷崎潤一郎作品、トイレット博士、丑年ワクチン、意味ある孤独……手に取って好きなページをめくっていただければわずかな時間であっても必ず新しい発見があります。今まで気にしていなかった身の周りにあるちょっとしたことに新たな興味を持つキッカケになるはず!
そして今作も、本好きの著者が文字組みとブックデザインを自ら手掛けています。オビからはじまり、奥付……さらにQRコードや図書分類コードまで。書籍そのものをみんなが楽しめるようにさまざまな工夫をしています。
ぜひ本を開いてじっくりとお楽しみください。
小暮太郎(こぐれ・たろう)
1967年アメリカ、フロリダ州マイアミ生まれ。中学2年生の夏に帰国。東京慈恵会医科大学卒業。医師・ブックコレクター・パズル愛好家。埼玉県北部にある診療所の5代目院長。
『晴耕雨医(せいこううどく)の村から』2018年 パレード(第21回自費出版文化賞エッセイ部門入選)
『椎樫(しいがし)横の診療所』2020年 パレード