寝たきりの妻に寄り添って15年。介護の日々、残酷すぎる現実、妻への愛を綴った短歌集。
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著者 波多野文夫
A5判・116頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-434-16504-7
2012年5月発行
介護短歌詠み続けきて十二年 積もった愚痴が千首二千首
この短歌が2007年版NHK介護百人一首に選出され、その1ヵ月後、家内は他界してしまいました…。(「介護に生きて」より)
ある日突然倒れた妻。その日から始まった介護の生活。『介護に生きて~癒しほだされ十五年』は、家族の発病、入院、介護という誰にでも起こりうる出来事を、著者ならではの鋭い観察眼で切りとった短歌集です。
波多野文夫(はたの・ふみお)
大阪の公立中学校から私立高等学校へと転身した国語教師。
15年の長きにわたって妻を献身的に介護しながら執筆を続けてきた。
万年文学青年オポチュニスト。