夜のあいさつ

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著者:日和佑正

四六判・192頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-434-11139-6

2008年1月発行

男と女、出会い、愛と欲望、そして死…
空中に築かれた舞台劇。

「夜のあいさつ」のジャンルについて問われたなら、「戯曲であり小説でもあり、そのほかでもあり得る」がその答えである。なぜなら、戯曲も小説も物語をあらわすための一形式であり、その物語自体は想念の容器にすぎず、書物における表現形式のこうした分類は書店の陳列棚以外にはほとんど意味をなさないからだ。<上演にあたっての注意書きより>