オホーツクで様々な願いを夢に描いた一人の男が、
運命的に出逢った女性と過ごした人生最期の数日
¥1,980 (税込)
葉奈美月
四六判・184頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-457-3
2025年10月発行
あの日見た夢が、今、またひとつ終わった…。
2025年10月17日。女満別駅で佇む男性、56歳の生司が出会った29歳の里美。
旅人宿を営んでいた生司の家に泊まることになり、ふたりのオホーツク巡りが始まった。
物語を彩るのは、オホーツクの豊かな自然、独自の歴史、文化、そこに住む人々の魅力。
27歳も年の離れた不思議な関係の男と女。彼らの真実の関係そして運命とは――?
葉奈美月(はなみずき)
神奈川県出身。駒澤大学在学中に、一人旅の魅力にはまり、日本各地を旅する中で、北海道に移住を決意。北海道の公務員として、最初に赴任したオホーツク地域に、自分の心の居場所を感じる。二十代末に公務員退職。その後はオホーツクで、様々な仕事を経験する。オホーツク移住から31年を迎える。著者のライフワークは、大切な心の故郷になったオホーツクと人を繋ぐこと=リンクオホーツク。この人生最初で唯一の小説は、愛するオホーツクとめぐり逢った人達への感謝を込めた、著者の人生を散りばめた創作と未来に遺したい記録の結晶である。