じぶんを愛することはそんなに良くないことでしょうか。
¥1,100 (税込)
佐沢陽子
四六判・124頁(ハードカバー)
ISBN 978-4-86522-430-6
2024年12月発行
水仙の花言葉は、うぬぼれ・自己愛。
うぬぼれ、というと、悪い意味のようですが、
自分を知って、あるがままを愛することは、自分らしく生きるために、誰にでも必要ことです。
大切な誰かを思うあたたかさと切なさを編んだ11編の小話たち。
心の琴線に触れ、静かに何度も読み返したくなる作品集です。
――「あとがき」より
わたしは、むかしから自己評価がひくく、どちらかというと、じぶんのことが、あまり好きではないほうなのかもしれませんが、
思いびとのことを好きでいる、そんなじぶんのことは愛せるような気がします。
少しでもそのひとにふさわしくあろうとすることで、なりたいじぶんに近づけるような気がします。
なりたいじぶんと現実との境い目が、なれるじぶんなのだとおもいます。