名将 鵜殿長照 対 甲賀忍者 伴七郎。
徳川家康の三河平定、上ノ郷城攻めを描いた小説。
¥1,100 (税込)
新井聡
四六判・54頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-86522-375-0
2024年1月発行
蒲郡市在住の作家、新井聡渾身のデビュー作!
徳川家康の三河平定、上ノ郷城攻めを史実に基づいて小説化。
尾張の織田信長が桶狭間で今川義元を破ったことで戦国の様相は変わってきた。今川氏の人質だった松平元康はこれを機に独立をしようとした。三河を平定するためには三河国西ノ郡の上ノ郷城を手に入れる必要があった。鵜殿長照が治めるこの城を攻めたが堅牢な上ノ郷城は、なかなか落ちなかった。そこへ一人の老人が現れる。この老人は、自分を忍者だと言い、若い忍者を使えば落城させることができると元康に言う。果たして、この老人の正体は?そして、上ノ郷城を守る鵜殿長照はどうなるのか?
本書は、地元の偉人・名将鵜殿長照の記録を基に、伴七郎視線で描かれた痛快時代小説で、愛知県蒲郡に住んでいる方、蒲郡に興味がある方、歴史好きな方、お城ファン、忍者ファンのみなさんを意識した作品です。風光明媚な蒲郡を再発見していただければ幸いです。
新井聡(あらい・さとし)
愛知県蒲郡市出身
愛知県立蒲郡東高等学校卒業
北海道教育大学(旭川)卒業
市内の小学校を定年退職後、中学校の講師として教鞭を奮っている。