実在する約3兆円分のビットコインは誰の手に?仮想通貨やブロックチェーンの過去、今、未来を巡るエンタメ小説
¥1,100 (税込)
呉一帆、逆凪まこと/FCP
A6判・262頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-33718-5
2024年5月発行
【電子通貨ビットコイン】に関する論文を発表し、世界に大きな影響を与えた謎の人物「サトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)」が姿を消してから10年以上が経ったある日、突如SNS上に現れたサトシ・ナカモトを名乗る人物が「全てのコードを集めた者に、私が保有しているビットコイン全てを譲渡する」と宣言した。
保険会社で働く芥川光啓は、偶然にもその【サトシ・コード】の一つを手に入れ、様々な事件と思惑が渦巻く、約3兆円の価値を持つビットコイン争奪戦に身を投じることになる。
異常に戦闘力が高い女性会社員、サトシフリークの天才プログラマー、裏世界に通じる美しき女傑、インテリヤクザなどなど一癖二癖ある人物たちと、殺人、強盗、誘拐と次々に巻き起こる事件。
光啓は持ち前の観察眼と知識で迫る危機を乗り越えながら、隠されたコードへ繋がるヒントを得ていく。
そして、ちらつく【サトシ・ナカモト】その人の影。
サトシ・ナカモトは何者なのか。
なぜブロックチェーンは産み出されたのか。
なぜコード探しが開催されたのか。
謎を解き明かす度に思わぬ方向へ展開していくコード探しの先で、光啓を待つものとは?
呉一帆
1986年香港生まれ。香港城市大学で国際ビジネス(日本専攻)の工商管理名誉学士号取得。現在、FXTFの代表取締役社長を務めている。ブロックチェーンやAI学習に熱中し、最近はGPT-4にハマっている。
逆凪まこと/FCP
1982年広島県生まれ。中学に始まり大学在学中まで趣味の執筆活動を長く行っていた。卒業後はゲーム関連のシナリオライターとしての活動を主に行っている。最近の悩みは実家の愛犬がツンデレなことと、石沼に沈みかけていること。