「本当の強さとは、人に勝つことではなく、自分に負けないこと」
¥1,100 (税込)
恩田茂夫
四六判・194頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-33421-4
2024年2月発行
横行するいじめと先生たちへの不信感が原因で完全不登校になり、父とホームスクーリングをして過ごす引っ込み思案のねね。
四年生の夏、父に提案されて自転車旅行に挑戦することに。
走る舞台は能登半島。美しい自然と現地で出会った人たちの温かさへの感謝、感動を胸に刻みながら、達成感と確かな自信を手に入れていく。
富山県氷見~金沢間、起伏の激しい360キロを"ゆっくりと、しっかりと"走り抜いた先に見るものとは。
<令和6年能登半島地震により被災されたみなさまへ>
能登半島で出会えた多くの方々に、励まされ、親切にしてもらい、たくさんの元気をもらった父娘です。
能登半島のみなさんへの感謝の想いを残したいと思って作った本です。
能登半島に救われ、能登半島をだいすきになった余所者の、感謝の想いです。
どうか、ゆっくりと、元気になっていってくださいますように。
恩田茂夫
東京都生れ、少年期数年、札幌 手稲山麓育ち。
慶応義塾大学法学部政治学科卒。
高校教諭、保育士補、訪問介護職、障害者施設生活支援員、認知症高令者施設職員等を経て、父娘自転車旅行家。
趣味はサイクリング、バスケットボール、ハイキング、神社巡り、灯台巡り、樹木観察、ロードワーク、ギター、点字・手話学習、料理、読書、音楽映画鑑賞。
著書に「学校ごっこ」(絶版)