戦前の名テニスプレーヤー・佐藤次郎の死の真相に迫る衝撃のSF
¥1,320 (税込)
佐藤瑠璃子
四六判・268頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-33407-8
2024年4月発行
戦前、世界ランキング三位の実力を誇った群馬出身の名テニスプレーヤー・佐藤次郎。
彼を遠い親戚にもつ現代の大学生・三ツ矢薫は、神戸の西村旅館へ旅行中、昭和八年にタイムスリップしてしまった!
それは、次郎が日本チームの主将としてヨーロッパ遠征に向かう途中、マラッカ海峡にて投身自殺を図り亡くなる日の半年前の日付だった。
戸惑いながらもここに来た理由を悟った薫は、次郎の死を防ごうとするが……。
実在した次郎の血族にあたる著者・佐藤瑠璃子が、実家に残る独自資料を含む詳細な情報を基に描く。
特に、次郎の兄・太郎やその家族との関わりは必読。
佐藤瑠璃子(さとう・るりこ)
夏川真子名義で、『イマジナリーフレンド 夏川真子短編集』を2024年7月ごろ刊行予定(紙版:Amazon限定 電子版:各販売ストアにて流通)