不思議な写真の真相と秘密を追う、3人の大学生のつながりの物語
¥1,100 (税込)
倉田周平
四六判・174頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-28885-2
2021年10月発行
正体不明の女性の胸がぼんやりと写りこんだ合宿先でのスマホ写真。
その理由と真相を突き止めるため、小演劇サークルの大学生3人が動き出す。
どこか懐かしく穏やかでありながら、大胆な発想と展開で繰り広げられる不思議な物語。
――あらすじ
主人公の大学生、黄川田夏美は、ある日夢の中で見知らぬ女性に誘われて、危うく死出の旅に出そうになる。
その年のゴールデンウィーク、所属する小演劇サークルの合宿に出かけた夏美は、バスの中で撮ったスマホ写真に、正体不明の女性の胸がぼんやりと写りこんでいたのを発見する。
その写真の女性、どうやら夏美の夢に出てきたあの女性……。
写真に秘められた真相と秘密とは……。
――あとがきより
我々一人一人は何時でも、どんな時にも皆、人生の主役なのだと思います。
皆、人生の輝く主役なのだと思います。
主役はやっぱり後悔をすることの無いように一人一人が精一杯生き抜くべきでしょう。
倉田周平(くらた・しゅうへい)
本名・渡邉和彦
1955年3月、広島県福山市生まれの東京育ち。
早大理工学部応用化学科卒業。
総通東京デザインスクールコピーライティング専科卒業。
日本脚本家連盟育成会、日本中央文学会会友及び、放送大学教養学部科目履修生等を経て文筆活動。
近代文芸社刊書籍出版、パレード刊書籍出版及び、電子書籍出版あり。
1997年NHK札幌シナリオ募集奨励賞。
1998年コスモス文学会奨励賞。
1999年NHK広島シナリオ佳作受賞。