維新三傑のひとり木戸孝允を主人公としたミュージカル脚本
¥1,100 (税込)
谷口純
四六判・140頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-27933-1
2020年9月発行
古い価値観と新しい価値観の激突。薩長を代表する大久保利通と木戸孝允の政治的葛藤。
太政官での紛争に疲れた木戸の心を癒す女流画家の存在。
すべてが危うくドラマチックに展開する明治初期の人間模様を活写。
嵐の海に翻弄される「維新丸」の前途に待ち受ける運命とは?
幻の名作と言われた『わかれ 半兵衛と秀吉』の著者が二十年の沈黙を破って世に問う最新作。
短編小説「雪の夜-吉田松陰と桂小五郎-」同時収録。
谷口純(たにぐち・じゅん)
東京都生まれ。
高校卒業後、英国に留学。帰国後、東京の劇団養成所で演劇を学び、戯曲を数編発表したあと、翻訳業に転身。
織田信長と豊臣秀吉の関係を描く『きずな 信長と秀吉』で、公募の同人誌「コスモス文学」の新人賞を受賞。
2000年に受賞作に中編『わかれ 半兵衛と秀吉』を加えて上梓。
同作は2014年発行の『小説集 竹中半兵衛』(作品社刊)に収録。