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【電子版】カントールの連続体仮説 Cantor's Continuum Hypothesis

20世紀を代表する数学者ヒルベルトが提起した「連続体仮説」にミーたんとコウちんはどう立ち向かうのか。
カントールの証明シリーズ第三弾!

【電子版】カントールの連続体仮説 Cantor's Continuum Hypothesis

¥--- (税込)

市川秀志

2017年6月発行

販売を終了しました

この物語は完全なるフィクションです。
ミーたんとコウちんは、今から100 年以上前のパリに迷い込みます。そして、偶然にもヒルベルトと出会い、第2回国際数学者会議に出席することになりました。
さあ、この2人の登場により、会場は大混乱に陥ってしまいます。

1作目「カントールの対角線論法」では、主人公であるミーたんとコウちんが中心となって「実無限は無限ではない」と「対角線論法は背理法ではない」ということを証明しました。そして、2000 年以上にわたって謎とされてきた嘘つきパラドックスの論理構造を解明しました。

2作目の「カントールの区間縮小法」においては、さらに彼らは「公理的集合論は矛盾している」と「非ユークリッド幾何学は矛盾している」という証明にも挑戦しました。

これらを踏まえて、ミーたんとコウちんは歴史的な難問と言われていた連続体仮説 ─ もう、すでにほぼ解決済みとされている連続体仮説 ─ に、これからどのように立ち向かって行くのでしょうか?
ゲーデルやコーエンらの連続体仮説に対する鋭い思考と、幼い子どもたちの連続体仮説に対する単純な思考の違いを、存分にお楽しみください。

著者紹介

昭和40 年 東京都練馬区立田柄小学校卒業
昭和43 年 東京都練馬区立田柄中学校卒業
昭和48 年 東京都立航空工業高等専門学校航空機体工学科卒業 その後、日本テキサスインスツルメンツ(株)などに勤務
昭和53 年 千葉大学医学部入学
昭和59 年 千葉大学医学部卒業
日本赤十字社医療センター 産婦人科研修医のちに専修医
昭和62 年 防衛医科大学校病院 産婦人科助手
平成2年 鈴木産婦人科 副院長
平成5年 偶然にもカントールの対角線論法と出会う。
その証明の美しさと不思議さに魅せられ、従来とはまったく異なる視点から対角線論法を研究し始める。
平成9年 愛和病院 産婦人科医長
平成16 年 市川クリニック開院(内科・小児科・産婦人科・授乳外来・アロマ外来・ベビーマッサー
ジ)
平成18 年 「カントールの対角線論法」執筆
平成19 年 「カントールの区間縮小法」執筆
平成29 年 「カントールの連続体仮説」執筆