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血で染められたコスモス ある強盗殺人事件被害者遺族の四十年にわたるPTSDの記録

見ず知らずの男に殺害されたタクシードライバー。
犯人は二度目の殺人を犯す!!

血で染められたコスモス ある強盗殺人事件被害者遺族の四十年にわたるPTSDの記録

¥--- (税込)

酒井幸子

四六判・238頁(ソフトカバー)

ISBN 978-4-86522-005-6

2013年11月発行

販売を終了しました

強盗殺人事件の被害者家族が語る、四十年前の悪夢。
無期懲役となった犯人が、仮釈放中に再犯殺人……その審判は……

死刑の基準は? 量刑相場・同種事案とは?
被害者遺族の絶望と裁判のあり方を問う問題作。

【目次】
第一章 悪夢の日
 昭和四十六年十一月二日/昭和四十六年十一月三日/
 昭和四十六年十一月四日
第二章 思い出
第三章 PTSD
 自虐行為/フラッシュバック/摂食障害/精神科へ/
 高校時代/大学へ/自殺未遂/結婚へ
第四章 二度目の殺人
 平成二十二年九月二十七日/前を向いて/担当検事との面会/
 遺族同士の交流/最後の手紙
第五章 裁判の日
 第一回公判/四十年目の真実/最後の一句/第二回公判/
 判決/記者会見/消された会見
第六章 裁判を終えて
 事件の共通点/サイコパス/生活保護/刑務所とは/
 量刑相場/死刑の基準/同種事案/相違点/竪山と市橋/
 吉池検事の言葉/光市母子殺害事件の裁判について/
 遺族がマスコミに顔を出すこと/気になる夫の言葉
終章
 お天道様が見ている/応報感情/コスモス

著者紹介

酒井幸子(さかいさちこ)
一九五八年生まれ。
新潟県出身、在住。