重度のアスペルガー障害の息子を持つ母親が、
自らも鬱・ガンと闘いながら
「彼」と向き合った16年間を振り返る。
¥1,320 (税込)
著者:玉置祐子
四六判・188頁(ソフトカバー)
ISBN 978-4-434-20745-7
2015年7月発行
アスペルガー症候群という発達障害は、自閉症スペクトラムの1つという位置づけではあるが、言葉を多く使って話すことや、知能の遅れのないことで、単なるわがままな子供とも取られてしまう。
本書では成長過程を時系列通りに書くことで、その難しさを理解しやすい作りになっている。悩みを持った親御さんや、同じ症状を持った友人を理解したい、といった方にもおすすめの一冊。
第1章 子供に障害があるとわかる
第2章 引っ越し先の学校で
第3章 中学へ入学、そして別れ
第4章 1人になり決別する
玉置祐子
1963年生まれ。東京都出身。
慶應義塾大学経済学部卒業。
外資系企業での秘書業務を経験後、専業主婦となる。
シンガポール、大阪で過ごした家族との日々をもとに、
2014年、執筆を開始。